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商業旅客機受け入れ停止措置が延長、外出禁止令も継続、逮捕者は1万人超

(スリランカ)

アジア大洋州課

2020年04月09日

スリランカ航空局は4月4日、3月19日より実施している国内全ての国際空港での商業旅客機受け入れ業務の停止措置(2020年3月26日記事参照)をさらなる通知があるまで延長する旨を発表した。在スリランカ日本大使館(以下、大使館)によると、本措置が実施されて以降、コロンボ発の商用機については、減便またはキャンセルの事例が増えており、スリランカ航空の成田行き直行便についても現時点では運航再開のめどは立っていないという。大使館は、現在滞在中の旅行者や帰国予定者に対し、早いうちにフライト日程を旅行会社などに相談するよう呼びかけている。

さらなる通知があるまで外出禁止令継続、逮捕者は1万人超え

また政府は4月6日、新型コロナウイルス感染症の危険地域に指定されたコロンボを含む6県(コロンボ、ガンパパ、カルタラ、プッタラム、キャンディ、ジャフナ)について、さらなる通知があるまで引き続き外出禁止とした。危険地域6県以外の「その他地域」については、4月6日午前6時から午後2時、4月9日午前6時から午後4時まで、外出禁止を一時解除する旨を発表している(4月6日大使館発表資料)。スリランカ国内では、3月18日、バンダラナイケ国際空港に近い地域に外出禁止令が発令されたのを皮切りに、対象地域を拡大し、20日以降はスリランカ全土を対象とした外出禁止令が発令されている(一部解除期間を含む)(2020年3月27日記事記事参照)。

スリランカ警察は4月3日の会見で、政府の外出禁止令に従わずに外出したとして、これまでに累計で1万1,000人が逮捕されていると発表するなど、混乱が続いている。(4月4日付政府公式ニュースポータル)。

自由貿易区(FTZ)などに、閉鎖指示も

外出禁止令の影響は、企業活動にも及んでいる。政府は3月27日、国内全ての自由貿易区(FTZ)に対し、さらなる通知があるまで閉鎖を指示した(3月27日付政府ニュースポータル)。また、ジェトロが輸出加工区(EPZ)進出日系企業に確認したところ、EPZにも政府より操業停止命令が出ており、3月25日頃からEPZ内の企業は順次操業を停止しているという。また、ジェトロが日系建設関連企業数社に4月6日にヒアリングしたところ、外出禁止令により従業員が出勤できず、建設現場での作業を止めているとした。

スリランカ保健省の発表によると、4月8日午前10時現在、国内の感染者数は186人。スリランカの新型コロナウイルス関連情報は、日本の外務省ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます で確認できる。

(三木貴博)

(スリランカ)

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