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モザンビークでも新型コロナウイルスの感染拡大はじまる

(モザンビーク)

マプト発

2020年03月27日

モザンビークのアルミンド・チアゴ保健相は3月22日、国立衛生研究所(INS)が国内で初の新型コロナウイルス感染者1人を確認したと発表した。発表によると、感染者は3月中旬に英国から帰国したモザンビーク人(75歳以上)で、症状は軽いため自宅で隔離されている。国内の居住地については明らかにされていない。なお、世界保健機関(WHO)によると25日時点で同国の感染者は3人に増加している。WHOはモザンビークを低リスク国と位置付けている(2020年2月28日記事参照)が、現地では今後の感染拡大に不安が広がっている。

初の感染者情報の発表に先立ち3月20日、フィリペ・ニュシ大統領は新型コロナウイルス感染拡大予防対策を発表していた。3月23日から30日間適用される同対策は、幼稚園から大学まで全ての公立・私立教育機関の休校、国外からの渡航者に対する14日間の隔離、50人以上が参加するイベントの禁止、全ての公的・私的機関に対する感染予防努力の義務付け、新規の短期査証の発給停止と発給済み短期査証の取り消しなどが盛り込まれている。なお、3月22日の在モザンビーク日本大使館の発表によると、すでに取得している就労査証などの長期滞在査証は取り消しの対象外となる(外務省海外安全ホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

また、マプト国際空港発着フライトの一時停止と減便も相次いで発表されている。カタール航空は3月19日から、南ア航空は3月26日から31日まで、TAAGアンゴラ航空は同国の空路全面閉鎖に伴い3月20日から4月3日まで、ポルトガル航空は3月23日から4月19日までのフライト停止を発表した。モザンビーク航空は3月21日から4月4日まで、マプト~ヨハネスブルク便を週7日の運航から週5日に減便するとしている(注)。

国内で初の感染者が確認されたことにより、上述の対策措置がさらに強化され、また適用期間が延長される可能性も低くないと見られるため、政府による今後の対応が注目される。

(注)南ア政府は3月26日から実施する外出禁止(2020年3月26日記事参照)に伴い、全ての国際線・国内線の運航を停止すると25日に発表(南ア運輸省ホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます参照)

(松永篤)

(モザンビーク)

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