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ウクライナ、4月3日まで国内旅客輸送を制限

(ウクライナ)

ワルシャワ発

2020年03月18日

ウクライナ政府は3月17日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ウクライナ領土内での旅客輸送制限などに関する決定を採択したことを発表した。これにより、3月18日から4月3日まで、鉄道、航空、バスの都市間および地域間の旅客輸送サービス、地下鉄の運行が禁止される。具体的に禁止されるのは以下のとおり。

  • 定期便、不定期便にかかわらず、ウクライナ全土での車両による都市周辺、都市間、地域間の旅客輸送の運行。
  • 都市内で定期旅客輸送を行うバスなどの道路輸送、トラム、トロリーバスによる10名を超える旅客の輸送。

なお、すでに3月17日から、キエフ、ハリコフ、ドニプロでは地下鉄が停止されている。

さらに、3月17日以降、国や地方自治体の業務に必要な集会を除き、参加者10名を超える全ての大規模行事の開催が禁止されるほか、レストランやカフェ、ショッピングセンター、フィットネスセンター、各種文化施設などは営業停止となる。なお、食事配送サービス、食料や燃料、医薬品などの売買、銀行や保険業務などは対象外。また、企業などに対しては、シフト制の導入やリモートワークを推奨している。

大統領、不要不急の外出を控えるよう呼びかけ

ゼレンスキー大統領は3月16日に新型コロナウイルスへの対抗措置について演説を行い、3月17日よりチェルニフツィ州およびジトミル州に非常事態体制を導入することを発表した。両地域は新型コロナウイルスの症例が確認された地域。また、食料品や医薬品の購入などの必要な場合を除いて外出しないよう呼びかけた。

これらの措置により、ウクライナ国外への出国に加えて、ウクライナ国内の移動も困難になることが予想される。在ウクライナ日本国大使館は、ウクライナから出国したいが移動できなくなってしまった場合や、新型コロナウイルスに感染した疑いが出た場合など、緊急時は在ウクライナ日本大使館まで連絡するように呼び掛けている。

ウクライナでは3月初旬に新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、感染が拡大、3月17日時点で感染者数は14人(うち死者2人)となり、首都のキエフでも2件確認されている(ウクライナ保健省3月17日発表)。ウクライナ政府も事態を重く受け止め、外国人の入国禁止や国際定期旅客便の停止など、感染拡大防止のための政策を実施している(2020年3月17日記事参照)。今後さらなる追加措置が発表される可能性もあるので、新型コロナウイルスの状況について、ウクライナ保健省外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますウクライナ最高会議の新型コロナウイルス感染に関する特設ページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます在ウクライナ日本国大使館外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのウェブページを確認しておくことが望ましい。

(楢橋広基)

(ウクライナ)

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