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新型コロナウイルス流行を受け、中国人や中国渡航歴のある外国人への入国制限措置などが拡大

(中国、世界)

北京発

2020年02月18日

新型コロナウイルスの累計感染者は、中国全土で7万2,436人(前日比1,886人増)(2月18日午前0時時点、以下同)、うち現在の感染者数は5万8,016人となった(添付資料表1参照)。湖北省での感染者は5万9,989人となり、全体の82.8%を占めた。このほか、広東省の感染者数は1,328人、浙江省は1,172人となっている。中国全土の死者は1,868人で、退院した感染者は1万2,552人となった。

中国人や中国渡航歴のある外国人への入国制限が拡大

日本の外務省は2月12日、日本上陸の申請日前14日以内に浙江省における滞在歴がある外国人などについても、特段の事情がない限り、入国を制限すると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますしたが、諸外国においても、中国人のみならず、中国に渡航・滞在歴のある外国人に対して入国を制限する動きが引き続き拡大している(2月2日時点の情報は2020年2月3日記事参照)。中国国家移民管理局の発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2月16日時点で約50の国・地域において中国からの渡航に対する何らかの制限措置が実施されている。同措置を実施している国は、米国のほか、アジアや大洋州、中南米、アフリカなど幅広い地域にわたる(注1、添付資料表2参照)。なお、実際に中国などからの渡航を実施・検討する際には、渡航先国の発表している最新の規制情報等を確認することが推奨される(注2)。

また、航空便の減便や停止も相次いでいる。中国民航局は2月12日の記者会見において、新型コロナウイルスの流行により、中国の民間航空会社は厳しい試練に直面しているものの、現在、中国と諸外国・地域の間では46カ国、710路線の運航が継続されているとした。民航局の梁楠国際司長は、新型コロナウイルスの影響で多くの航空会社が商業的な要因によりフライトを削減することは十分理解できるとしつつ、チャーター機などの手配によって中国国内および外国での旅客の滞留の問題を解決していくと述べた(「新京報」2月12日)。また、同記者会見では、2020年1月の中国の民間航空の輸送取扱量は前年同月比4.9%減となり、新型コロナウイルスの影響などにより航空輸送市場がマイナス成長に転じたと発表しており(「中国新聞網」2月12日)、2月以降の影響についても注目される。

(注1)国家移民管理局の発表には、添付資料の表に記載のもの以外にも、検温など検疫措置の強化や、検査や申告の結果によっては強制隔離措置をとる国・地域が掲載されている。また、同情報は随時更新され、発表されている。

(注2)各国の新型コロナウイルスへの対応については、ジェトロの特集ページで紹介している。

(小宮昇平)

(中国、世界)

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