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ベンガルール、道路の混雑度で世界最悪に

(インド)

ベンガルール発

2020年02月12日

オランダのカーナビゲーション・電子地図サービス企業のトムトムは2月3日、「トムトムトラフィックインデックス」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した。同インデックスは、世界の6大陸、57カ国の416都市を対象として、都市の渋滞の程度をランキングで示したものだ。今回、2019年のランキングが発表され、インドのベンガルールが混雑度で1位となった。

同ランキングは、ナビゲーション装置、スマートフォンを搭載する車やドライバー約6億人のデータを基に算出されたもの。9回目の調査となる2019年のランキングで、ベンガルール市の渋滞レベルは、インド国内の主要都市、ムンバイ(ランキング4位)の65%やプネ(5位)の59%に比べても、71%と非常に高い結果になった(表参照)。特に、通勤ラッシュの朝9~10時と夕方6~7時は特に渋滞がひどくなる傾向があり、混雑レベルは100%を超える。最も渋滞がひどくなる日時は、金曜日の夜7~8時だという。同社の分析では、こうした渋滞の影響でベンガルールの人々は年間243時間、約10日分の時間を無駄にしており、経済活動にもマイナスの影響が大きいことを指摘している。

表 都市別渋滞ランキング

カルナータカ州政府も交通渋滞を深刻な問題と考えており、ソフト面では、統合的な都市交通計画の策定と管理に向けた新たな委員会を設置するなど(2019年11月22日記事参照)、対応を強化している。ハード面では、市内中心部コラマンガラ地区周辺における立体交差点の建設や都市鉄道メトロのフェーズ2の建設など、インフラの充実に向けた取り組みが進んでいる。将来的には、空港と市内がメトロで連結するなど、旅行者や出張者の利便性も向上する見込みだ。こうした取り組みの中で、ライドシェアなどの新たなビジネス機会も出てきている。

交通渋滞は、経済的なデメリットだけなく、空気や環境汚染に対する市民の懸念も大きくしている。ソフト、ハード両面における交通インフラの改善が急がれる。

(遠藤壮一郎)

(インド)

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