プーチン大統領が憲法改正法案を起草、下院に提出
(ロシア)
欧州ロシアCIS課
2020年01月27日
ロシアのプーチン大統領は1月20日、憲法改正法案を起草、下院に提出した。プーチン大統領が1月15日に行った年次教書演説で触れられたもの(2020年1月16日記事参照)(法案の説明書による主な変更点は添付資料参照)。
大統領府によると、上院での憲法改正審議に当たり、作業部会を設置し、アンドレイ・クリシャス上院憲法・国家建設委員長、パベル・クラシェニンニコフ下院国家建設・立法委員長、連邦政府付属立法・公正法学研究所のタリヤ・ハビリエワ所長を、大統領代表としての共同議長に任命した(2020年1月20日付大統領指示第6-rp号)。
さらに、上記の憲法修正法案は国民投票にかけるとしている。実施日程について、大手メディアPBK(1月20日)は、投票日を4月12日と予測し、主要経済紙「コメルサント」(1月17日)は4月末と報じている。
(齋藤寛)
(ロシア)
ビジネス短信 8cc827c8d3b10ea0
ご質問・お問い合わせ
ビジネス短信の詳細検索等のご利用について
メンバーズ・サービスデスク(会員サービス班)
E-mail:jmember@jetro.go.jp