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2020年観光収入目標9兆円超、外国人観光客920万人も、マニラ近郊火山噴火の影響懸念

(フィリピン)

マニラ発

2020年01月30日

フィリピン観光省は、2020年の観光収入の目標を4兆4,540億ペソ(約9兆3,534億円、1ペソ=約2.1円)と発表した。1月13日付の「ビジネスワールド」ほか、地元各紙が報じた。4兆4,540億ペソの観光収入目標の内訳は、フィリピン国外からの観光客による観光収入が6,610億ペソ、フィリピン国内の観光客による収入が3兆7,930億ペソとした。

フィリピン観光省はさらに、2020年の外国人観光客数の目標を2019年の目標(820万人)よりも100万人多い920万人と設定した。フィリピン観光省は2019年12月、2019年1~10月の海外からの観光客数が前年同期の591万1,161人から15.0%増加し、680万52人となったと発表した。観光省のバーナデット・プヤット長官は増加の理由として、政府が他国と良好な関係を維持している点や、海外でのプロモーション活動を挙げた。2018年にフィリピンを訪れた海外からの観光客数は過去最高の710万人を記録し、2009年の300万人から大幅に増加している。

一方で2020年に入り、そうした順調な観光産業に暗雲が立ち込めている。1月12日にマニラ首都圏南方約60キロに位置するタール山が噴火活動を活発化させた(2020年1月14日記事参照)ことで、観光産業をはじめ国内経済への影響が懸念されている。タール山が位置するカラバルゾン地方のバタンガス州は2018年、通年で208万人の宿泊客を受け入れ、これはカラバルゾン地方全体(705万人)の3割を占める。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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