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ニュシ大統領の2期目政権が発足、新閣僚を発表

(モザンビーク)

マプト発

2020年01月29日

モザンビークのフィリペ・ニュシ氏は1月15日、2019年10月の総選挙(大統領、国会・州議会議員選挙)の結果(2019年12月9日記事参照)を受け、2期目となる大統領に就任した。就任演説では、1期目に続いて若者の雇用促進や農業への投資と産業育成に注力することを強調した。ビジネス環境の改善や電力供給の拡大、天然ガスの国内での有効活用に言及した。演説では、非開示債務問題や2017年10月以降北部で発生している襲撃事件(2019年5月14日記事参照)、2019年8月以降の中部での与野党和解反対勢力の活動(2019年12月9日記事参照)といったマイナス要素には触れなかったものの、汚職や腐敗の根絶に向けた取り組みを継続し、司法制度の整備、国内の平和樹立に努めると述べた(「クラブ・オブ・モザンビーク」1月15日)。

また、1月17日に、首相と22省中の17省、22日には追加で2省の閣僚人事が発表された。カルロス・ロザーリオ首相や、アドリアーノ・マレイアーネ経済財務相、マックス・トネラ鉱物資源エネルギー相らが留任した。一方、商工相はラジェンドラ・デ・ソウザ氏が退任し、カルロス・メスキータ前運輸通信相が就任した。また、ベロニカ・マカモ前国会議長が新たに外務協力相に就任するなど16省庁で閣僚が交代し、うち13人が初入閣となった(添付資料参照)。

ニュシ大統領はかねて、政策の実行力を向上させるため、閣僚の若返りを図る構想を持っていることを明かしていた。新閣僚の中ではジャンファール・アブドゥライ運輸通信相が1985年生まれで最も若い。また、農業省と土地環境農村開発省がそれぞれ農業農村開発省、土地環境省に再編され、農業農村開発相にはニュシ大統領が信頼を置いていると報じられるセルソ・コレイア前土地環境農村開発相が就任した。

就任演説では新しい政策表明は見られなかったものの、刷新された内閣により政策の実効性が増すのか、ニュシ大統領第2期政権の今後の動向が注目される。

(松永篤)

(モザンビーク)

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