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在ロシア外資系企業ランキング、トヨタが2位、JTIは3位に

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2019年10月15日

世界的に有名なビジネス誌「フォーブス」のロシア版は9月25日、在ロシア外資系企業ランキングを発表、売上高に基づき50位までを明らかにした(添付資料参照)。日本企業ではトヨタ(2位)、JTI(3位)、日産(19位)、三菱自動車(22位)、コマツ(39位)の5社がランクインしている。

このランキングは「フォーブス」ロシア版が毎年作成している。外国資本比率50%超の企業を対象とし、当該企業がロシアで出資している企業の売上高を合算している。ただし、銀行や保険、リース、投資などの金融分野の企業や持ち株会社は会計基準が異なるため対象外。企業による公式情報や年次報告書、インターファクスの企業情報データベース「スパーク」に掲載されているデータに基づく。公式統計がない場合は、親会社と部門別のデータに基づいた推計値を採用している。

トップ50社の合計の売上高は約6兆3,607億ルーブル(約10兆8,132億円、1ルーブル=約1.7円)で、前年に比べ10.2%増加している。売り上げを大幅に伸ばした企業は、中国の華為技術(ファーウェイ)(2.1倍)、三菱自動車(2.0倍)、コマツ(37.7%増)、韓国の起亜自動車(36.3%増)、スウェーデンのボルボ(33.0%)、英国・オランダのシェル(30.9%)だった。一方、食品や消費財、小売り分野では、売り上げ減となる企業が相次いだ。

業界別に見ると、トップ50位にランクインした業界で最大は自動車で12社、次いで、食品・たばこが11社だった。国籍別では米国が最多の11社、2位はドイツで9社だった。トップ50に新たにランクインした企業はドイツのDIY小売り大手オビ(46位)と米国の食品大手モンデリーズ(49位)だった。一方、前年48位だったフランスの電機大手シュナイダーエレクトリックと、50位だった米国の医薬品・医療機器大手アボットはランキング外となった。

世界全体の市場に占めるロシアの売上高のシェアをみると、ロシア市場の依存比率が高いのは、フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤで43.5%、JTI(24.1%)、フィンランドの電力大手フォータム(19.0%)、ドイツの小売り大手グローブス(16.6%)、フランスのDIY小売り大手ルロイ・メルラン(16.1%)、米国たばこ大手フィリップモリス(16.0%)だった。また、進出年別にみると、1990年代に進出した企業が30社、2000年代は20社で、2009年以降にロシア市場に参入した外国企業でランクインしたところは見られない。ロシアはビジネス構築に時間を要する先行者メリットのある市場といえよう。

(齋藤寛)

(ロシア)

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