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上半期の経常収支、国際収支ともに改善

(フィリピン)

マニラ発

2019年09月25日

フィリピン中央銀行(BSP)は9月13日、2019年上半期の経常収支が17億4,068万ドルの赤字となり、前年同期の37億5,614万ドルの赤字から20億1,546万ドル改善したと発表した。

BSPは経常収支の改善理由として、対外金融債権・債務から生じる利子・配当金などの収支状況である第1次所得収支が14億6,962万ドルから25億3,201万ドル、サービス収支が49億1,413万ドルから59億4,103万ドル、居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況である第2次所得収支が131億9,376万ドルから133億1,364万ドルに、それぞれ増加したことを挙げた。特に第2次所得収支については、上半期の在外フィリピン人による国内への送金額が過去最高の146億3,800万ドルを記録したことが改善につながったと考えられる(2019年8月22日記事参照)。ただし、貿易収支の235億2,737万ドルの赤字が響き、経常収支全体では赤字となった。

一方で、経常収支の改善と海外からの証券投資純流入総額の大幅な拡大により、国際収支は2018年上半期の32億5,700万ドルの赤字から大幅に改善し、2019年上半期は47億8,830万ドルの黒字となった。BSPは2019年通年の国際収支について、2018年の23億579万ドルの赤字から一転し、37億ドルの黒字に転じると予測している。なお、BSPは9月6日、8月末時点の総外貨準備高(GIR)が国全体の輸入の7.5カ月分、短期対外債務の5.25倍に相当する856億1,160万ドルと、ここ数年で最も高い水準を記録したと発表している(2019年9月18日記事参照)。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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