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日本との観光交流促進に意欲、電子ビザ導入の動きも

(トルクメニスタン、日本)

タシケント発

2019年08月16日

トルクメニスタン政府が日本との観光分野での交流促進に向け、さらなる施策を準備している。国家観光委員会国際関係課長のアブドゥルアフマン・マンメドニヤゾフ氏はジェトロのインタビューで、両国間の観光促進に向けた施策・見通しについて、以下のとおりコメントした(8月11日)。

写真 アブドゥルアフマン・マンメドニヤゾフ氏(ジェトロ撮影)

アブドゥルアフマン・マンメドニヤゾフ氏(ジェトロ撮影)

(問)6月末に日本にチャーター便を飛ばし、観光分野での商談会を実施した(2019年6月18日記事参照)。その感触は。

(答)商談にはトルクメニスタンから約20社の旅行会社が参加した。国内には約40の旅行会社があるので、その半数近くが参加したことになる。日本の旅行会社も10社程度参加し、実のある商談ができたと考えている。近日中にフォローアップの会合を実施する予定だ。

(問)日本人観光客増加に向けたさらなる施策について。

(答)イベントを通じて日本側との交流を積極的に進めたい。10月に大阪で行われるツーリズムEXPOジャパン(旅博)には、トルクメニスタンから10社程度の企業が参加を予定している。また、10月9、10日には首都アシガバードで旅行関連の展示会が開かれるので、日本からぜひ多くの旅行会社に参加してもらいたい。6月に行った(チャーター便を出しての)商談会は、2020年の秋シーズンに向けて再度、2020年4月に実施したいと考えている。

観光ビザ取得の手続きも簡略化を検討している。同じグループの1人がビザを取得すれば他者は取得不要となる「グループビザ」や、日本側の旅行会社がネット経由で旅行グループに関するデータを事前に入力し、国境到着時にビザが発行される「電子ビザ」システムの導入を検討している。できれば2019年内に導入のめどをつけたい。また、5月にビザ手数料を削減する大統領決定が出されたが(2019年5月31日記事参照)、日本側がトルクメニスタン人に対してビザを無料で発給していることを踏まえると、(相互主義の原則により)無償で出されるのが望ましい。国家観光委員会としては、無償化の方向で政府(閣僚会議)に対し提案を行っている。

(問)日本との関係で観光分野の将来的な課題について。

(答)国内の空港や道路などの輸送インフラ、ホテル建設などについては整備がほぼ終了したと考えている。将来的な課題は、日本語ガイドの数を増やすこと。在トルクメニスタン日本大使館などとも相談している。将来的には、ユネスコの世界遺産指定も増やしたい。恐竜の足跡が残るクギタング山脈、カラクム砂漠が有力と考えている。今後、トルクメニスタンから日本への旅行客が増加する可能性もある。6月にチャーター便を飛ばした際は旅行会社関係者のほか、一般のトルクメニスタンからのツアー客も参加し、複数のグループに分かれて日本国内の観光を行い、非常に評判が良かった。

写真 トルクメニスタン西部、カスピ海に面したトルクメンバシ空港内部(ジェトロ撮影)

トルクメニスタン西部、カスピ海に面したトルクメンバシ空港内部(ジェトロ撮影)

(高橋淳)

(トルクメニスタン、日本)

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