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小糸製作所とマジェンタ、イスラエルのモビリティーベンチャーに出資

(イスラエル)

テルアビブ発

2019年08月02日

小糸製作所とマジェンタ・ベンチャー・パートナーズ(以下、マジェンタ)は6月25日、イスラエルのベンチャー企業、ブライトウェイ・ビジョン(BrightWay Vision外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)へ両社で計2,500万ドルを出資し、同社の株式38.46%を取得したと発表した。両社の出資額と取得した株式比率は、小糸製作所が2,400万ドルで36.92%、マジェンタが100万ドルで1.54%。マジェンタは、三井物産と2人のイスラエル人ベンチャーキャピタリストにより2018年10月に設立されたベンチャーキャピタル。ブライトウェイ・ビジョンがマジェンタとして最初の投資案件となった。

ブライトウェイ・ビジョンは、2011年1月にイスラエル北部の都市ハイファで創業し、先進運転支援システム(ADAS:Advanced driver - assistance Systems)向け前方監視運転支援技術の開発を行っている。同社のシステムは、夜間の撮像に優れ、雨や霧などの影響を受けにくく、単眼レンズで距離測定が可能なことが特長だ。小糸製作所は、自社の自動車照明器技術とブライトウェイ・ビジョンの技術を組み合わせ、ADAS搭載車/自動運転車両向けの製品開発を推進するとしている。

マジェンタの竹内寛マネジング・ジェネラル・パートナーは「イスラエルのベンチャー、大手防衛関連企業(エルビット・システムズ:ブライトウェイ・ビジョンの親会社)、日本の大手製造業といった、考え方も文化も異なる3社の利害を調整し、短期間で契約をまとめる難しさもあった」「ブライトウェイ・ビジョン、エルビットとの交渉では、マジェンタのイスラエル人パートナー(オリ・イスラエリ氏)が果たした役割も大きく、イスラエル人・日本人パートナー混成のマジェンタのチーム構成が生きた。今後もイスラエル企業と日本企業間の強みをつなぎ、新たな価値創造に挑戦していきたい」と話した。

6月のテルアビブでは、世界最大規模のモビリティー・スタートアップイベントの「エコモーション・ウイーク2019」開催(2019年6月14日記事参照)に始まり、ルノー・日産・三菱自動車のアライアンスによるR&Dセンターの開設、豊田通商によるユーブイアイ(UVeye)への出資(2019年7月18日記事参照)、小糸製作所とマジェンタによるブライトウェイ・ビジョンへの出資と、モビリティー分野における日本企業の活動が目立った。

(荏原昌)

(イスラエル)

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