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中国の7月新エネルギー車販売、2年6カ月ぶりに減少

(中国)

広州発

2019年08月19日

中国自動車工業協会(CAAM)は8月12日、7月の自動車生産・販売状況を発表した。新エネルギー車(注)は、生産台数が前年同月比6.9%減の8万4,000台、販売台数が4.7%減の8万台で、伸び率は6月(生産台数56.3%増、販売台数80.0%増)から大きく減速した(図1参照)。単月での販売台数減少は2017年1月以来2年6カ月ぶりとなる。

図1 中国の新エネルギー車販売台数の伸び率(前年同月比、単月)

新エネルギー車のうち、電気自動車(EV)は、生産台数が4.8%減の6万5,000台、販売台数が1.6%増の6万1,000台、プラグインハイブリッド車(PHV)は、生産台数が13.2%減の2万台、販売台数が20.6%減の1万9,000台となった。同協会は販売減速の要因として、新エネルギー車の購入補助金削減(2019年4月5日記事参照)の施行猶予期間が6月26日をもって終了することを控え、6月に駆け込み需要が発生した反動を挙げている。

1~7月累計でみると、新エネルギー車の生産台数は前年同期比39.1%増の70万1,000台、販売台数は40.9%増の69万9,000台と、いずれも前年比増を維持したが、前年同期(2018年1~7月)の伸び率(生産台数85.0%増、販売台数97.1%増)と比べると、増加幅は縮小した。

なお、新エネルギー車世界最大手の比亜迪(BYD)の7月の新エネルギー車販売台数は、前年同月比11.8%減の1万6,567台だった。PHVが35.2%減の6,495台の一方、EVは16.4%増の9,515台と2桁増を維持した。

自動車販売台数は13カ月連続減

ガソリン車などを含む自動車全体では、7月の生産台数は前年同月比11.9%減の180万台、販売台数は4.3%減の180万8,000台だった(図2参照)。販売台数は13カ月連続で前年同月割れとなった。車種別では、スポーツ用多目的車(SUV)は前年同月比で増加したものの、セダン、MPV、クロスオーバーはいずれも減少した。1~7月累計では、自動車全体の生産台数は前年同期比13.5%減の1,393万3,000台、販売台数は11.4%減の1,413万2,000台だった。

図2 中国の自動車販売台数の伸び率(前年同月比、単月)

(注)主に電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)などを指す。ハイブリッド車(HV)は含まない。

(河野円洋)

(中国)

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