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世界大学ランキング、ロシアCIS地域の43校がランクイン

(ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナ、アゼルバイジャン、CIS)

欧州ロシアCIS課

2019年06月24日

英国の大学評価機関クアクラレリ・シモンズ(QS)は6月19日、「QS世界大学ランキング2020」を発表した。ロシアCIS地域では、1,000位以内にロシア24校、カザフスタン10校、ウクライナ6校、ベラルーシ2校、アゼルバイジャン1校の合計43校がランクインしている(表参照)。

世界大学ランキングは学術界での評判、雇用者(卒業生の就職先など)による評判、学生1人当たりの教員数、教員1人当たりの論文引用数、外国人教員の割合、留学生の割合を指標に基づき、1,000位まで順位付けされている。世界1位は米国のマサチューセッツ工科大で、2位スタンフォード大、3位ハーバード大、4位オックスフォード大など、欧米の大学が最上位にランクインしている。日本の大学では東京大学(22位)、京都大学(33位)、東京工業大学(58位)、大阪大学(71位)、東北大学(82位)が100位以内に掲載された。

ロシアCIS地域では、ロシアのモスクワ国立大学(84位)、ノボシビルスク国立大学(231位)、サンクトペテルブルク国立大学(234位)、トムスク国立大学(268位)、高等経済学院(322位)、ウラル連邦大学(364位)、カザン連邦大学(392位)などが近年、継続して順位を上昇させている一方、カザフスタン、ベラルーシなど他のCIS諸国の大学はおおむね横ばいだった。

ロシアでは、科学技術発展に関する国家プログラムなどに、「世界大学ランキング」の500位以内にランクインする大学数を具体的な達成目標に盛り込んでおり(2019年4月19日記事参照)、目標達成に向けて上記ランキング算出根拠となる指標を良くするための活動に躍起になっている。ロシアのミハイル・コチュコフ科学・高等教育相は「(『雇用者による評判』の引き上げにもなるため)産業界のニーズに応じた実務志向の教育プログラムを講じている」と述べている。また、「留学生の割合」に向け、ロシア全体で留学生受け入れ数が増加しており、2013年から2018年の間に40%増えたようだ(「コメルサント」紙6月19日)。ある日本の国立大学関係者は「(留学生誘致など)国際的な取り組みを積極化させないと順位が上がらないこともあり、近年、ロシアの大学からの交流提携打診が増えている」と語った。

なお、「世界大学ランキング」はQS以外にも、英「タイムズ」紙が作成する「ザ・世界大学ランキング」、中国の上海ランキングコンサルタンシーによる「世界大学学術ランキング(ARWU)」、アラブ首長国連邦(UAE)の世界大学ランキングセンターによる「CWUR世界大学ランキング」などがある。

(齋藤寛)

(ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナ、アゼルバイジャン、CIS)

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