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日本がパナマ運河の通過貨物量で第2位に、米中貿易摩擦で中国の順位下がる

(日本、パナマ、米国、中国)

米州課

2019年06月17日

パナマ運河庁(ACP)のホルヘ・キハーノ長官は6月13日、2019会計年度上半期(2018年10月1日~2019年3月31日)における、パナマ運河の発着国別通過貨物量で日本が中国を抜き第2位となったと発表した。ACPが公表している2018年会計年度(2017年10月1日~2018年9月30日)の実績では、1位の米国、中国から、メキシコ、チリ、日本、ペルーの順だった。キハーノ長官によれば、この上半期では米国、日本、中国、チリ、メキシコ、韓国の順となったとのことだ。

米中貿易摩擦が要因の可能性

キハーノ長官によると、中国の順位が下がった要因として、米中貿易摩擦の影響による貨物量の減少がある。特に、米国から中国への液化石油ガス(LPG)と液化天然ガス(LNG)の輸出が減り、仕向け先国として日本が増加したためと述べた。

中国は米国に対し、2018年9月24日にLNG(HS27111100)を含む2,493品目(リスト1に掲載された品目)に10%の追加関税を課した。また、2019年6月1日からはリスト1掲載品目の追加関税率を25%に引き上げたため(2019年5月14日記事参照)、米中双方向の通過貨物量はさらに減る可能性も示唆した。

なお、米中貿易摩擦の影響はパナマのフリーゾーンにも表れており、コロン・フリーゾーン庁によると、2019年1~3月のコロン・フリーゾーン(ZLC)における貨物取扱高は44億4,600万ドルと、前年同期比15.2%減だった。

(志賀大祐)

(日本、パナマ、米国、中国)

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