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2018年の経済成長は3.3%、2019年は加速か

(モザンビーク)

マプト発

2019年03月06日

モザンビークの現地紙「オ・パイス」は2月22日、モザンビーク国家統計院(INE)が2018年の実質GDP成長率を3.3%と公表したことを報じた。2017年の成長率(3.7%)から0.4ポイント低下したものの、非開示債務問題(2018年11月16日記事参照)で落ち込んでいた製造業、建設業、サービス業に回復の兆しがみられた。

製造業は、前年のマイナス成長(4.9%減)から6.7ポイント増の1.8%成長となり、建設業は、前年の12.3%減から0.9%減に持ち直した。2017年の経済成長の主要因だった鉱物資源業は、引き続き14.4%増の高い伸びを示したものの、前年(40.1%増)に比べると成長が鈍化した。同国が加盟する南部アフリカ開発共同体(SADC)の2018年の経済成長率の平均(2.9%)より、0.4ポイント高い伸びとなった。

2019年の経済成長率予測は3.5~4.7%台と、2018年を上回る見込み

2018年12月5日に可決された2019年予算(2018年12月20日記事参照)では、2019年の経済成長率は4.7%の見込み。主として、鉱物資源業(14.0%)、漁業(6.0%)、農業(5.5%)が成長を後押しするとみられる。

IMFは、モザンビークの2019年の経済成長率を4.0~4.7%と予測し、北部天然ガス開発事業の最終投資決定(FID)が締結されれば、4.7%まで成長するとの見解を示している。世界銀行は、非開示債務問題に端を発した消費者需要の低下と天候不順によるリスク要因を指摘し、2019年と2020年の実質GDP成長率を3.5~4.1%と予測している。ただし、中期的には北部天然ガス事業の進展が経済成長を押し上げるとみている。一方、スペイン大手シンクタンクのフォーカスエコノミクスは、金融緩和と天然ガス事業による投資の流入によって緩やかに改善し、3.7%の実質GDP成長率を見込む。2020年はさらに成長が加速し、4.3%の成長率としているが、公的債務問題が引き続き経済成長のリスク要因となると警告している。

(阿部晶子)

(モザンビーク)

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