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2018年の乗用車新規登録台数は9.4%増、過去最高を更新

(ポーランド)

ワルシャワ発

2019年02月12日

ポーランド自動車工業会(PZPM)によると、2018年の乗用車新規登録台数は前年比9.4%増となる53万1,889台だった(表参照)。EU加盟(2004年)以降の統計だが、2015年からは4年連続で過去最高を更新した。約72%が法人、約28%が個人による登録だった。

表 ポーランドの乗用車新規登録台数

EUでは7番目の乗用車(新車)市場だが、6位のベルギーとの差は2万台を切り、着実に縮まっている(図参照)。

図  乗用車新規登録台数推移(EU加盟国のうち上位6~10位を抜粋)

メーカー・ブランド別では、引き続きシュコダ(6万9,535台)が首位だった。2017年にトヨタに抜かれて3位だったフォルクスワーゲン(VW)は、前年比14.1%増となり、2位に返り咲いた。トヨタはわずか9台差で3位になったが、法人向けの販売が好調で10.3%増と伸びている。法人による新規登録ではシュコダが5万1,077台と首位だが、個人による新規登録台数ではトヨタが1万8,927台と、シュコダ(1万8,458台)を抑えて首位になっている。

ポーランド中央統計局(GUS)によると、国内での2018年の乗用車生産台数は前年比12.3%減の45万1,600台となった。PZPM会長のヤコブ・ファリシ氏によると、ポーランドで主に生産されている車種(フィアット500、オペルアストラ)の発売後時間が経過し、主な輸出先の市場での人気が新たに発売された車種に比べて下がっていること、現在人気のスポーツ用多目的車(SUV)の車種がポーランドで生産されていないことが背景にあるという。また同氏は、2017年に比べ約6万台の生産減となったが、これは通常の市場変動の結果で、大きな減少ではないとしている。

自動車関連分野への投資は引き続き好調で、電気自動車(EV)や次世代自動車関連の投資も発表されている。2019年1月に、ドイツ自動車大手ダイムラーはメルセデス・ベンツのEVバッテリー工場をポーランド南西部の都市ヤボルに建設すると発表(2019年1月30日記事参照)。日系企業では、日本精機が2019年1月、ヘッドアップディスプレイ(注)の生産能力増大のため、ポーランド中部ウッチに、車載用計器・表示器の製造を手掛ける新会社を設立すると発表している。

(注)ドライバーが前方視線のまま、フロントガラスに映し出された車速や警告、ナビゲーション表示などのさまざまな情報を、より速く確実に確認できるシステム。

(深谷薫、ジュリア・ポヤタ)

(ポーランド)

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