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ラジョリナ氏が5年ぶりに大統領に就任

(マダガスカル)

ヨハネスブルク発

2019年01月23日

マダガスカルの新大統領、アンジ・ニリナ・ラジョリナ氏の就任式が1月19日、首都アンタナナリボで開催された。ラジョリナ氏は2018年12月19日に実施された大統領選挙の決選投票で勝利したが、選挙に不正操作があったとして、野党陣営側が高等裁判所に提訴していた。その後、2019年1月7日に同裁判所がラジョリナ氏の勝利を認める判決を下したことにより、5年ぶりの大統領職復帰が決定した(2019年1月11日記事参照)。

同式典には、決選投票で敗れたマーク・ラバルマナナ元大統領(2002~2009年)、前大統領(2014年~2018年)のヘリー・ラジャオナリマンピアニナ氏のほか、ナミビア、ザンビア、コモロの大統領を含む35カ国の政府代表が出席。日本の安倍晋三首相特使として秋葉賢也衆議院議員が、中国の習近平国家主席特使として何維(ヘ・ウェイ)全国政協商会議副主席が出席したほか、フランスのサルコジ元大統領も出席した。

ラジョリナ大統領は4万5,000人の聴衆を前に、マダガスカル国民の幸福、力強い経済成長のための構造改革、政権の再編の3つの公約を実現させると宣言した。具体的な経済改革の手段として、国内の産業化、電力供給および耕作地の倍増化、再生可能エネルギーおよび周辺産業への投資のほか、海外企業のプロジェクト参画や国際社会からの技術・金融面での支援の必要性について触れた。

2009年にラバルマナナ大統領(当時)をクーデターで追放したラジョリナ氏の暫定政権は、当時の欧米諸国やアフリカ周辺諸国から認められず、経済制裁により国内経済は疲弊した(2014年2月3日記事参照)。一方、今回は民主的に、平和裏に実施されたこともあり、国際社会は選挙結果を歓迎している。2009年当時のラジョリナ暫定政権に対して、アフリカ成長機会法(AGOA)の資格停止を通じて、厳しく対応していた米国政府は今回、公式に祝辞の声明を出している

秋葉特使はラジョリナ大統領と個別に会談し、2019年8月に横浜で開催予定の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)への出席を正式に招請した。

(高橋史)

(マダガスカル)

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