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広西チワン族自治区、初の越境鉄道物流センターの運営開始

(中国)

広州発

2018年12月06日

11月26日、中国鉄道南寧局集団の憑祥(ひょうしょう)越境鉄道物流センターの運営が正式に開始された。広西チワン族自治区で初の国境をまたぐ鉄道の物流センターで、重慶市とシンガポールを結ぶ海陸複合輸送ルート(南向通道、注)において初の通関機能を持つ。中国とASEANの相互連携を推進し、堅固な交通インフラの提供を目指す。

この鉄道物流センターは2016年9月1日に建設が始まり、総敷地面積は約430畝(約29万平方メートル、1畝=約667平方メートル)、投資額は9,366万元(約14億9,856万円、1元=約16円)に達した。プロジェクトの完成後は貨物の集散、コンテナ詰め、通関、検疫検査を行うことができるという(「広西日報」11月27日)。

越境輸送能力と通関効率の向上

憑祥市はベトナムと隣接し、果物の貿易量は中国最大規模だ。ASEANからの熱帯果物の輸入が急増する中、陸路の通関能力は既に限界に近づいており、渋滞が深刻化している。税関のデータによると、2018年上半期、憑祥市の果物の輸入は前年同期比52.4%増の47万4,000トンに達し、貿易額は1.2倍の26億1,000万元となった。

同鉄道物流センターの開業で、辺境地区の加工産業の発展が推進され、中国政府が提唱した「一帯一路」構想の推進に基づき、越境物流の輸送能力と通関効率の向上を狙う。

憑祥越境鉄道物流センターの稼働によって週に2本の列車が運行する。将来的には1日1本が運行される予定だ。

(注)広西チワン族自治区を経て重慶市とシンガポールを結ぶ新たな海陸複合輸送ルートのこと(2018年8月24日記事参照)。

(郭冬梅)

(中国)

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