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NTTコム、マレーシアで初のスタートアップ発掘イベントを開催

(マレーシア)

クアラルンプール発

2018年10月23日

NTTコミュニケーションズは10月11日、優良スタートアップ企業を発掘・支援する「スタートアップチャレンジ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」をマレーシアの首都クアラルンプール近郊のサイバージャヤで初めて開催した。ジェトロ・イノベーション・プログラム(JIP)事業の一環として、日本企業3社もピッチイベントに参加した。

コーポレートベンチャーキャピタルが増加

オープニングで、スタートアップ支援を行う政府機関であるマレーシア・グローバル・イノベーション創造センター(MaGIC)エグゼクティブ・ダイレクターのジョナサン・リー氏は、スタートアップエコシステムの発展には、マレーシアだけでなく、アジア大洋州地域全体の発展が重要だと強調した。

続くパネルディスカッションでは、登壇した3人のパネリスト全員が、2018年のマレーシアのテック産業の現状について、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の増加が目立ち、今後に期待が持てると評した。例として、マレーシアの大手財閥サンウェイ・グループと日系KKファンドによるサンシーキャピタルの設立が挙げられた。スイスに本社を持つベンチャーキャピタルであるマウンテンパートナーズ・マレーシアのブライヤン・チュン氏は、スタートアップに必要なスキルについての質問に対し、「世界初やナンバーワンになることが重要。他方で、技術力だけでなく、プレゼンテーションやマーケティングなどを含めた総合的なスキルも必要」とアドバイアスした。また、コーディングとデジタルマーケティングの人材育成に取り組むネクストアカデミーのオードリー・リン氏は、今後の有望分野として、金融とインフラを挙げた。

優勝はヘルスケアのスタートアップ

事業計画の有望性を競うピッチコンテストには、約190社からの応募があり、選考を通過した10社のスタートアップが登壇し、各社が4分間のプレゼンテーションを行った。優勝したのは、ビデオ通話で医師の診察を受けることができるサービスを展開するドクターオンコールだった。そのほか、入院患者の見守りシステムのスマートピープ、ショッピングモール内のショップ検索アプリのモールダッシュ、複数のeウォレットを一括管理できるアプリのエムバックがそれぞれ入賞した。

イベント終了後、NTTコミュニケーションズの担当者は「(マレーシアは)ピッチコンテスト応募企業の質が高く、スタートアップエコシステムの軸を担える国だと実感している」と話した。

同社は、インドネシアでは8月28日に、2018年で2回目となる同種のイベントを開催し(2018年9月10日記事参照)、本マレーシアの後には、ベトナムでも11月22日に初開催を予定している。

写真 受賞したピッチコンテスト参加者たち(NTTコミュニケーションズ提供)

(田中麻理)

(マレーシア)

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