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フォード、アルゼンチンでの生産を商用車に特化へ

(アルゼンチン、米国)

ブエノスアイレス発

2018年10月09日

アルゼンチン現地メディア各紙は10月1日、米国フォードが2019年5月をもって乗用車「フォーカス」の生産を終了すると、同社関係者からの情報として報じた。現在、フォードはブエノスアイレス州のヘネラル・パチェコ工場でフォーカスと商用車「レンジャー」を生産するが、ビジネス戦略上の決定として、今後は商用車に特化した現地展開を行うことになる。

フォードは、1913年にアルゼンチンに工場を設立するなど、100年以上の伝統を持つ外資系企業として存在感を示す。ヘネラル・パチェコ工場では、2000年にフォーカスの生産を開始した。生産開始当初は、現地工場総生産台数の約45%をフォーカスが占めていた。その後、フォーカスの生産台数は2011年の5万7,934台をピークとして、2017年には2万9,553台まで減少し、現地工場におけるシェアも約23%となった。「アンビト・フィナンシエロ」紙(10月1日)は、国内販売の不振とブラジル向けの輸出の減少が背景にあると分析している。

南米南部共同市場(メルコスール)では、主要自動車メーカーにおいて各国での自動車生産のすみ分けが進んでおり、アルゼンチンは商用車のシェアが高まっている。2010年と2017年を比較すると、乗用車のシェアが70%から43%に縮小し、商用車のシェアが26%から57%に拡大している。日系企業でも、トヨタは商用車のみをアルゼンチンで生産し、日産も2018年8月から商用車の現地生産を開始している(2018年8月6日記事参照)。

(紀井寿雄)

(アルゼンチン、米国)

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