輸入時に公定レートを割り当てる品目を25から75に
(イラン)
テヘラン発
2018年09月13日
当地報道によると、モハマド・シャリアトマダリ産業鉱山貿易相は、中央銀行総裁宛ての9月3日付書簡にて、イランへの輸入時に公定レート(1ドル=4万2,000リアル)で外貨が割り当てられる第1分類(必需品目)を改定する方針を示した。
8月に同省が発表した輸入品目分類(2018年8月28日記事参照)の一部を改定したもので、第1分類(必需品目)はもともとの25品目に今回50品目が追加され75品目となる。
追加となった50品目は、魚、バター、乳製品などの食品、木材パルプ、工業用繊維、ゴム、鉛筆の芯などの原材料類、あるいは包装機械や食洗機など多岐にわたる。詳細(仮英訳)は添付資料のとおり(ペルシャ語オリジナルはイラン商工会議所ウェブサイトに掲載)。
(中村志信)
(イラン)
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