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3月の小売売上高は前月比0.6%増と4カ月ぶりの増加

(米国)

ニューヨーク発

2018年04月19日

商務省の速報(4月16日付)によると、3月の小売売上高(季節調整値)は前月比0.6%増の4,946億ドルと、4カ月ぶりの増加となった。変動の大きい自動車・同部品を除くと、0.2%増の3,933億ドルとなった。

3カ月連続の微減から一転、3月は増加したことについて、税還付手続きの遅れや所得税減税の効果が2月後半まで労働者の所得に反映されなかったことなどが影響したとの指摘がある(ロイター4月16日)。

自動車・同部品が最大の押し上げ要因

業種別にみると、自動車・同部品が前月比2.0%増の1,013億ドルと、2017年9月(4.6%増)以来の大きな伸びを示し、全体を最も押し上げた。3月の新車販売台数は、良好な経済状況、メーカーが提供する高い割引額に加え、前年に比べて営業日が1日多かったことなどを背景として、2018年に入ってから最多だった(2018年4月12日記事参照)。次いで、無店舗小売り(0.8%増、555億ドル)、ヘルスケア(1.4%増、277億ドル)などが押し上げに寄与した。

一方、建材・園芸用品(0.6%減、326億ドル)、衣料(0.8%減、220億ドル)、ガソリンスタンド(0.3%減、414億ドル)などは押し下げ要因となった。

表 業種別小売売上高(季節調整済み)

民間調査会社コンファレンスボードが3月27日に発表した3月の消費者信頼感指数(注)は127.7と、2月(130.0)より2.3ポイント低下した。内訳をみると、現況指数は159.9(2月:161.2)と1.3ポイント低下し、6カ月先の景況見通しを示す期待指数も、106.2(2月:109.2)と3.0ポイント低下した。

コンファレンスボードの経済指標ディレクターのリン・フランコ氏は、「現況指数は18年ぶりの高水準となった2月からやや低下」し、「株式市場の見通しを含む、消費者の短期的な期待指数も(前月から)低下」したが、「指数水準は依然として高いままで、今後数カ月でさらに上向くだろう」と述べた。

(注)全米5,000世帯を対象に毎月、経済状態や雇用情勢についてアンケートし、結果を指数化したもの。現況指数は経済、雇用の2項目、期待指数は6カ月後の経済、雇用、所得の3項目の平均値で、信頼感指数は両者を合わせた5項目の平均値。

(樫葉さくら)

(米国)

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