タイ向け日本産農林水産品・食品の輸出増加品目に係る調査 ​

2023年03月31日

最終更新日:

日本産農林水産物・食品のタイ向け輸出額は、2022年には2021年から14.9%伸びて総額506億円となり、全世界で第8位となった。
日本産農林水産物・食品の輸出に当たっては、当該品目に係るタイ国内での生産や他国からの輸入状況、日本産の位置付けや競合の存在等について知ることが重要である。

このため本レポートでは、タイ向け輸出が増加傾向にある品目のうち8品目(コメ、インスタントラーメン、梨、酒類(清酒、リキュール・コーディアル、ウィスキー)、牛乳、緑茶)を例に取り上げ、各品目の生産・輸入等に関するデータの分析、タイ国内での日本産の位置付け、輸入が増えた理由や背景について調査を行った。
本調査が日本産を含めたタイの食品市場の動向を把握し、更なる輸出拡大に向けた手がかりとなれば幸いである。

※政府は、日本産農林水産物・食品の有望な輸出先国・地域において輸出支援プラットフォームを設置し、農林水産物・食品の輸出拡大にむけた環境整備の取組を実施することとしています。
ジェトロ海外事務所は、在外公館やJFOODO海外駐在員とともに、輸出支援プラットフォームの主な構成員として参画しています。
本報告書は、輸出支援プラットフォームの活動の一環として作成しました。


主な図表:
2018~2022年の世界および日本からタイへジャポニカ米の輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の世界および日本からのタイへの即席麺の輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の世界および日本からタイへの梨の輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の日本からタイへの清酒の輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の世界および日本からタイへのリキュール・コーディアルの輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の世界および日本からタイへのウィスキーの輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の世界および日本からタイへのミルク及びクリームの輸入額(CIF価格)の推移、2018~2022年の世界および日本からタイへの緑茶の輸入額(CIF価格)の推移
発行年月:
2023年03月
作成部署:
ジェトロ・バンコク事務所
総ページ数:
40ページ

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