英国の気候変動対策と産業・企業の対応(2021年4月)

2021年05月20日

最終更新日:

地球温暖化への対応として、温室効果ガス排出量と吸収量のバランスが取れたカーボンニュートラル(炭素中立)を目指す動きが世界的に加速している。新型コロナ感染が続く中、多くの国・地域が持続可能なグリーン社会への移行への好機と捉え、経済回復にむけた成長戦略として、気候変動対策を位置付けている。英国は2021年1月、正式にEUから離脱したが、気候変動対策では、20年11月にクリーンエネルギー、輸送、自然、革新的な技術などの野心的な10項目の計画を含む「グリーン産業革命」を発表、2030年の温暖化ガス排出削減目標も1990年比で68%減とEUを上回る目標を掲げている。英国は2021年11月に開催予定のCOP26の議長国である。政府は同会議に向け、国内の気候変動対策を強化し、気候変動分野で世界のリーダーとしての地位を固めたい意向である。
本報告書では英国の気候変動対策にかかわる政策・制度の概要をまとめている。また、これらに関連して英国の産業界・企業レベルでの対応状況について、具体的な事例を紹介した。

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シリーズ名:
主要国・地域の気候変動対策と産業・企業の対応
発行年月:
2021年04月
作成部署:
ジェトロ調査部国際経済課、ジェトロ・ロンドン事務所
総ページ数:
134ページ

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