ワシントンDC、メリーランド、バージニアのスタートアップ・エコシステム(2020年5月)

2020年05月28日

最終更新日:

2018年11月にAmazon社の第2本社の建設地の一つが北バージニアのクリスタル・シティ(Crystal City)に決定されたことに象徴されるように、ワシントンDC地域(ワシントンDC、メリーランド州、バージニア州)のテック産業及びエコシステムは今後さらに大きく成長すると期待されており、地域における経済基盤は連邦政府からSTEM分野の産業へとシフトしつつある。米西海岸のシリコンバレー、サンフランシスコ、シアトルを中心とする主要テックハブがソーシャルメディアやeコマース、アプリケーション分野におけるテック産業ブームを牽引してきた一方、テック分野のフォーカスがサイバーセキュリティ、クラウドコンピューティング、予測分析といったより複雑な分野に移る中で、こうした新分野のテック産業をリードしているのは、過去10年間における連邦政府によるITシステムのクラウド及びサイバーテクノロジー重視政策を背景に頭角を現したワシントンDC地域であるという声がある。

シリーズ名:
ニューヨークだより
発行年月:
2020年05月
作成部署:
ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
20ページ

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