中国における外国ごみの輸入禁止と固形廃棄物輸入管理制度改革に関するレポート(2019年4月)

2019年04月04日

最終更新日:

中国国務院は2017年7月27日、「外国ごみの輸入禁止と固形廃棄物輸入管理制度改革の実施計画」を発表し、環境への悪影響が大きい外国ごみの輸入を禁止する方針を打ち出した。同年8月16日には、環境保護部などの5部門が新たな輸入ごみ管理リストを公開、廃プラスチック8品目、未選別古紙1品目、繊維系廃棄物11品目、バナジウムスラグ4品目の計4種類24品目が同年12月31日から輸入禁止となった。このリストは2018年以降も改定がなされており、外国ごみの輸入制限はますます厳しくなってきている。
中国はこれまで、世界最大の廃棄物の受入国の1つであったため、これらの規制によって、世界の廃棄物処理に大きな影響が出た。日本でも事業戦略の見直しや経営破綻を迫られた企業も出てきているという。
本レポートは、「計画」発表以降の中国の固形廃棄物輸入規制およびその関連法規について翻訳を行い、それを時系列順にまとめたものである。

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発行年月:
2019年04月
作成部署:
ジェトロ海外ビジネスサポートセンター貿易投資相談課、ジェトロ調査部中国北アジア課
総ページ数:
18ページ

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