EUのアジア大洋州における自由貿易協定(FTA)交渉・交渉準備の進捗状況(2017年5月)

2017年05月18日

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EUは、アジア大洋州地域の成長力を域内経済に取り込むべく、同地域の国々との通商交渉の妥結を優先課題に位置付けている。EUのアジア大洋州地域における既存の自由貿易協定(FTA)としては、韓国(2011年7月暫定適用開始、2015年発効)とシンガポール(2013年最終合意)、ベトナム(2015年交渉妥結)があるが、マレーシアとタイ、インドとの交渉は停滞気味だ。しかし、EUはその一方で、フィリピンと2015年12月に、インドネシアと2016年7月にFTA交渉の開始で同意、オーストラリアとニュージーランドについても2017年中の交渉開始が見込まれている。2017年1月の米国のトランプ政権の誕生による、グローバルな自由貿易体制に対する逆風もあるが、EUの欧州委員会は積極的に通商交渉を推進したい意向だ。
本稿では、EUがアジア大洋州地域でFTA交渉・交渉準備を進める国々の中で、日本以外に状況に進捗が見られるオーストラリアとニュージーランド、インドネシア、フィリピンについて、EUとの貿易の現況と、FTA交渉の進捗状況(交渉開始前の国については、交渉開始に向けた動向)について取りまとめた。

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発行年月:2017年05月

作成部署:ジェトロ欧州ロシアCIS課、ジェトロ・ブリュッセル事務所

総ページ数:31ページ

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