米国医療機器産業と産業集積地域の動向(2015年3月)

2015年03月31日

最終更新日:

米国の医療機器産業は、製造業の中でも国際競争力を持ち、輸出超過を誇る産業である。大手医療機器メーカーに加え、新規ベンチャー企業も次々に生まれている。米国の医療機器市場は2013年時点で約1,254億ドルであり、世界全体の36.3パーセントを占める。同市場は年間6.1パーセントの割合で成長が続くと見込まれ、2018年には1,682億ドルになると予想されている。高齢化による医療機器の需要増、オバマケアによる患者数の増加、国民の健康志向や医療サービスへの要求水準の高まりなどが市場拡大を後押しする。米国の医療機器産業の屋台骨をなしているのは、米国全土に分布する医療機器クラスターである。本レポートでは、カリフォルニア、マサチューセッツ、ミネソタ、インディアナ、フロリダのほか、新興クラスターも紹介する。

本調査が米国の医療機器産業に参画する日本企業にとって参考となれば幸いである。

発行年月:
2015年03月
作成部署:
ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
66ページ

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