中国華東地域自動車産業調査報告書‐中国の環境省エネ規制に対する自動車産業の対応と技術ニーズについて‐(2014年3月)

最終更新日: 2014年03月31日

2009年、中国は世界最大の自動車生産国となって以降、生産台数は伸び続けている。中国汽車工業協会の調べでは、2013年の生産台数は2,000万台を突破し、世界トップの地位を固めている。
華東地区域は中国自動車生産の重鎮にとって重要な地域であり、フォルクスワーゲン(VW)やゼネラルモーターズ(GM)など主力メーカーは上海にアセンブリ工場を設け、周辺の浙江省、江蘇省で部品加工のサプライヤーを構築し、同地区における自動車産業も好調な成長を見せている。
一方、中国では大気汚染の深刻化、エネルギー消費の増大などが問題となっており、自動車産業に対しても、排ガス規制や燃費規制などの形で対応が求められ、規制強化が進められている。
本調査では、こうした規制を明らかにするとともに、ローカル系、欧米系の自動車メーカー、部品メーカーがこうした規制にどのように対応しているかを技術的な側面から明らかにすることで、今後日系自動車関連企業が中国の同業界に進出する際の事業戦略の構築に資することを目的とする。

主な図表:環境保護・省エネ・排ガス削減政策と自動車関連業界の関係、自動車燃料消費基準に関する政策一覧表、部品メーカー三社の省エネルギー、環境保護に関する主要な製品技術

発行年月:2014年3月

作成部署:ジェトロ上海事務所、ジェトロ機械・環境産業企画課

総ページ数:33ページ

PDFファイルのダウンロード:

記事番号:07001787

関連情報

ご質問・お問い合わせ