2013年度日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2014年3月)

最終更新日: 2014年03月20日

ジェトロは2013年11〜12月にかけて、ジェトロのサービス利用実績があり、海外ビジネスに関心の高い日本企業(本社)9,800社に対し、海外ビジネスへの取り組みに関するアンケート調査を実施した(有効回答数3,471社〔うち中小企業は2,791社〕、回答率35.4%)。
円高修正や国内景気回復の流れにも関わらず、日本企業の海外事業展開に対する意欲は引き続き高い水準にある。輸出の拡大に積極的な企業の割合が増加をみせたほか、海外進出(新規投資、既存拠点の拡充)についても、依然として6割超の企業が拡大を志向している。海外事業展開先では、中国に対する様子見の姿勢とASEANへのシフトが鮮明となってきている。

主なポイントは、以下の通り。

  1. 輸出:中小企業でより鮮明な輸出拡大への意欲
  2. 海外進出:海外進出意欲は高水準、ASEANシフトが鮮明に
  3. 有望市場:市場としてもASEANシフトが鮮明に
  4. 中国ビジネス:不透明さ増すも、市場としての重要性は維持
  5. 新興国ビジネス環境:新興国ビジネスはリスクへの留意を
  6. 自由貿易協定(FTA):FTAの活用が進む
【訂正】2014年7月17日付、以下のとおり修正しました。
報告書29ページ図表III-16は、回答企業全体を対象にした集計結果で、ジェトロ・メンバーズ企業に絞ったものではありません。
そのため、2014年3月20日に掲載した報告書の該当図表の注で記述していた「ジェトロ・メンバーズ企業からの回答に絞って集計」の記述を削除いたしました。
シリーズ名:
日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査
発行年月:
2014年3月
作成部署:
ジェトロ国際経済研究課
総ページ数:
93ページ

記事番号:07001622

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