2012年の日中貿易(2013年2月)

最終更新日: 2013年02月20日

2013年1月に発表された財務省貿易統計(円ベース、輸出は確報値、輸入は速報値)をジェトロがドル建て換算したところ、2012年の日中貿易は総額3,336億6,442万ドル(前年比3.3%減)と、リーマンショック後の2009年以来3年ぶりに減少した。
輸出入別では、輸出が1,447億944万ドル(10.4%減)、輸入が1,889億5,498万ドル(3.0%増)となり、貿易収支は日本側の442億4,553万ドルの赤字となった。輸出が減少したのは2009年以来3年ぶり、輸入は過去最高を更新したものの、伸びは1ケタ台に鈍化した。この結果、日本の赤字額は前年比2.0倍に拡大し、初めて400億ドルを突破した。
なお、日本の対世界輸出は8,012億8,179万ドルと前年比2.4%減少し、減少幅は195億1,137万ドルに達した。うち対中輸出の減少額は167億5,788万ドルに上り、日本の対世界輸出の増減に対する寄与度はマイナス2.0%と最大で、対中輸出の減少が日本の輸出減少の主因となった。

シリーズ名:日中貿易

発行年月:2013年2月

作成部署:ジェトロ中国北アジア課

総ページ数:22ページ

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記事番号:07001218

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