ナイジェリアの投資環境の変化とビジネス機会(2011年3月)

最終更新日: 2011年03月31日

ナイジェリアは西アフリカにおける重要な投資対象国に挙げられるものの、世界銀行が発表している報告書「Doing business 2010」によると、その投資環境評価は、ナイジェリアは183か国中125位と、2009年に比べて5位後退している。こうした評価だけをみると、投資環境は改善しているとはいえない。
しかしながら、ナイジェリアへのFDI(フロー)推移をみると、毎年一定額の流入がみられる(UNCTAD)。欧米企業・新興国企業の進出事例をみると、政治リスクや雇用の問題、インフラの整備状況など、同国が抱えるさまざまな課題は、投資決定時の最大の阻害要因ではない可能性がある。これらの企業は、同国の市場規模、資源、収益性などの面を重視して投資していると考えられる。
ナイジェリアに進出している企業が、同国の投資環境の変化をどのように捉えているのか、また経営上の課題をどのように克服しているのか情報収集(3社)をし、日本企業がナイジェリアへの進出を検討する際の一助とする。

発行年月:2011年3月

作成部署:ジェトロ・ラゴス事務所、ジェトロ中東アフリカ課

総ページ数:10ページ

記事番号:07000933

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