経済成長は2000年に回復(ラトビア)

最終更新日: 2004年03月30日

Report 7 経済成長は2000年に回復(ラトビア)

ラトビアの経済成長が再び加速している。ロシア金融危機の影響で、99年の実質GDP成長率は1.1%にとどまったが、2000年には6.6%に回復した。経済省は2000年12月に発表した報告書のなかで、2002〜2006までの実質GDP成長率が年平均で5.0〜6.0%成長すると予測している。同国の産業構造は、貿易と輸送を主力としたサービス業が中心で、同産業がGDPの約7割を生み出す。貿易収支は赤字が続く一方、サービス収支は黒字を記録している。EUとの結びつきが強く、貿易額に占めるEUのシェアは50%を超えている。外国直接投資の受け入れも順調で、90年代半ばには民営化に伴う直接投資、その後製造業の直接投資が増加した。

本レポートはラトビア経済省が2000年12月に発表した「ラトビアの経済発展」と題する報告書を基に、同国の経済状況について概観する。

主な図表

・主要経済指標(p.98)

・四半期ごとのGDP成長の推移(p.102)

・GDP(生産面/支出面)(p.102)

・GDP予測(生産面/支出面)(p.103)

・91‾2000年の消費者物価の変化(p.104)

・月別の消費者物価上昇率(p.105)

・ラトビアの国際収支(対GDP比)(p.106)

・ラトビアへの投資(フロー、対GDP比)(p.106)

・主要財貨の輸出(1‾10月)(FOB価格)(p.107)

・99年1‾10月の主要国・地域別貿易額(p.107)

・主要財貨の輸入(1‾10月)(CIF価格)(p.108)

・ラトビアの対リトアニア、エストニア貿易(1‾10月)(p.108)

・サービス貿易(1‾9月)(p.109)

・99年のFTAパートナー国とのラトビアの外国貿易(全体に占めるシェア)(p.111)

・総固定資産形成(p.113)

・2000年1月1日時点での生産資産の構成(p.113)

・2000年1月1日時点での資本所有の構成(p.114)

・部門別非金融投資の変化(p.114)

・1995‾2000年の公共投資プログラム(PIP)(p.115)

・部門別PIP(p.117)

・対内直接投資累積額(p.119)

・対内直接投資の累積額(部門別)(p.119)

・国別外国直接投資受け入れの累積額(2000年前期末)(p.120)

・89年と2000年の居住者数(年齢別)(p.121)

・賃金とその他の所得(p.122)

・登録失業者数の指標(p.124)

発行年月 :2001年09月

作成部署 :

総ページ数:

記事番号:05000502

関連情報

ご質問・お問い合わせ