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混載貨物としてフォワーダーに委託する場合の料金:日本

質問 海上混載貨物としてフォワーダーに委託する場合の料金体系を教えてください。

回答

フォワーダーはフレイト・フォワーダーとも呼ばれ、貨物利用運送事業者のことです。トラック運送業、梱包業、通関業などを兼ねている場合も多い事業態です。
海上混載貨物としてフォワーダーに貨物の輸送を委託する際に支払う委託料金は、運賃、CFS(コンテナ・フレイト・ステーション)チャージ、THC(ターミナル・ハンドリング・チャージ)、D/O(デリバリー・オーダー)フィーなど様々な項目により構成されています。以下、海上コンテナ混載貨物が日本に到着した後、CFSで輸入通関した場合の一般的な委託料金の構成を例示します。

I. フォワーダーへの委託料金

フォワーダーは荷主から小口貨物の運送を引き受け、運送人として貨物を仕向地別に仕分けし、大口貨物にして航空会社や船会社に運送を依頼します。フォワーダーの多くは国内運送業者・運送取次業者、通関業者、船積みおよび陸揚げ代行業者、非船舶運行業者(Non-Vessel Operationg Common Carrier: NVOCC)、保険代理店等の機能を有していますので、これらに関する料金が委託料金となります。

II. 運賃

フォワーダーにより混載貨物運賃の見積り額が異なりますので、各フォワーダーに問い合わせる必要があります。

III. CFS(コンテナ・フレイト・ステーション)チャージ

輸入貨物を混載コンテナから取り出す、またはCFSで取り扱うための費用です。2017年8月現在のアジア・欧州からの貨物は3,980円/RTが一般的です。RTはレベニュー・トン(Revenue Ton)のことで、運賃算出の際に容積貨物と重量貨物のいずれか大きい方を適用することを意味します。海上貨物の場合は、1立方メートル=1トンとして計算します。

IV. THC(ターミナル・ハンドリング・チャージ)

THCまたはCHC(コンテナ・ハンドリング・チャージ)は、フォワーダーによって異なりますが、1,500円から2,500円/RTが一般的です。

V. D/Oフィー(デリバリー・オーダー・フィー)

Docフィーとも言います。デリバリー・オーダー(荷渡指図書)発行料金は、1B/Lあたり2,000円から1万円で、フォワーダーにより異なります。

VI. 輸入通関料

通関業法基本通達で上限が定められています。申告が1件の場合(つづき申告がない場合)で、申告価格が20万1,000円(大額扱い)以上の申告納税の場合は一件当たり1万1,800円、それ以外の小額貨物簡易通関扱いは8,600円です。

VII. 輸入取扱料

重量に関係なく一律に決められているのが一般的で、輸入取扱1件当たり1万円から3万円程度の範囲です。

VIII. 内容点検料

必要時に請求されますが、各フォワーダーが独自に取り決めています。

IX. 他法令申請(必要な場合)

フォワーダー、また申請書類により異なります。

X. 税関検査料

検査発生時の料金で、フォワーダー(通関業者)の立会料のほか、検査場までの運送料、コンテナからの貨物出し入れ作業料などがあります。税関に支払うものではありません。

XI. 保険料

フォワーダーは保険会社の代理店になっている場合も多く、運送保険を付保してもらうことができます。最低保険料は保険会社により異なりますが、一件あたり通常3,000円前後です。

XII. 国内配送料

多くのフォワーダーは、通関手続きから国内配送までの業務を一貫して請け負っています。フォワーダーにより料金が違うため、正確な費用については都度問い合わせる必要があります。なお、業務を委託する場合は料金だけではなく、満足できるサービスを提供してくれる会社を選択することも重要です。

関係機関

一般社団法人日本通関業連合会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
一般社団法人国際フレイトフォワーダーズ協会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
一般社団法人日本船主協会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

調査時点:2014年9月
最終更新:2017年9月

記事番号: A-010146

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