概況

最終更新日:2016年06月09日

国・地域名マレーシア Malaysia
面積33万290平方キロメートル(日本の0.87倍)
人口3,099万人(2015年、出所:マレーシア統計局)
首都クアラルンプール 人口173万人(2015年)
言語マレー語、英語、中国語、タミール語
宗教イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など
公用語マレー語
項目 2015年
名目GDP総額 297(10億ドル)
一人当たりの名目GDP 9,560(ドル)
鉱工業生産指数伸び率 4.5(%)
消費者物価上昇率 2.1(%)
失業率 3.1(%)
輸出額 199,952(100万ドル)
対日輸出額 18,998(100万ドル)
輸入額 175,971(100万ドル)
対日輸入額 13,785(100万ドル)
経常収支(国際収支ベース) 8,740(100万ドル)
貿易収支(国際収支ベース、財) 27,889(100万ドル)
金融収支(国際収支ベース) △14,021(100万ドル)
直接投資受入額 8,110(100万ドル)
(備考:直接投資受入額) フロー
外貨準備高 104,795(100万ドル)
(備考:外貨準備高) 金・その他含む
対外債務残高 194,681(100万ドル)
政策金利 3.25(%)
(備考:政策金利) 期末値
対米ドル為替レート 3.94(リンギ)
(備考:対米ドル為替レート) 期末値
政体立憲君主制
元首アブドゥル・ハリム・ムアザム・シャー第14代国王
(2011年12月就任、任期5年、統治者会議で互選。ケダ州スルタン)
議会制度二院制
議会概要(定員数、発足年、任期)上院:70議席(任期3年。44名は国王任命、26名は州議会指名)
下院:222議席(任期5年。直接選挙(小選挙区制))
内閣(主要閣僚)
役職名前-日本語表記(名前-英字表記)
首相兼財相ナジブ・ラザク(Dato’ Sri Mohd. Najib bin Tun Haji Abdul RAZAK)
副首相兼内相ザヒド・ハミディ(Dato’ Seri Dr. Ahmad Zahid bin HAMIDI)
国際貿易産業相ムスタパ・モハマド(Dato’ Sri Mustapa Bin MOHAMED)
第2国際貿易産業相オン・カ・チュアン(Dato’ Seri Ong Ka CHUAN)
外相アニファ・アマン(Dato’ Sri Anifah bin Haji AMAN)

政治動向

2016年11月24日 様子見姿勢ながら中国傾斜の動きも-2016年米国大統領選挙の見方-(マレーシア、米国)
 トランプ氏が米国大統領選挙に勝利したことを受けて、マレーシア国内では保護主義的な姿勢などへ警戒感を示しつつも、現状は様子見が妥当とする論調が一般的だ。実際に保護主義的な政策が実行に移されれば、マレーシアの主力輸出品の半導体産業には強い逆風となる。マレーシアは、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定からの米国脱退に備えて、中国との関係に重心を傾ける動きもみせている。
2016年6月28日 英国がEU離脱しても経済への影響は軽微(マレーシア、英国)
 英国のEU離脱を選択した国民投票結果について、マレーシア政府首脳は同国経済への影響は軽微とした。マレーシアの対英貿易比率は1%程度にすぎない。一方で、今後の英国経済停滞に伴うポンド安や物価安は、マレーシア企業の対英進出を後押しするメリットもあるとする見方もある。なお、マレーシア政府は、再開されるEUとの自由貿易協定(FTA)交渉への影響はないとしている。
2015年8月12日 キャメロン首相、EU・ASEANのFTA早期締結を呼び掛け-貿易ミッション率いASEAN4ヵ国を訪問-(インドネシア、シンガポール、ベトナム、マレーシア、英国)
 デービッド・キャメロン首相は7月27日から4日間にわたり、貿易ミッションを率いてASEAN4ヵ国を訪問した。また、英国首相として初めてASEAN事務局を訪れ、ASEAN諸国との貿易が英国経済の活性化に貢献することを強調し、EU・ASEANの自由貿易協定(FTA)の早期締結を呼び掛けた。
2015年8月7日 ナジブ首相が内閣改造、副首相を更迭し後任に内務相(マレーシア)
 ナジブ首相は7月28日、内閣改造を行い、ムヒディン・ヤシン副首相を更迭し、後任にアフマド・ザヒド・ハミディ内務相を充てるなどの人事を決めた。首相の支持率が低迷する中、攻勢に出たい野党の足並みが乱れている。政治的な混乱は、反発の兆しがみえない極端な通貨リンギ安の原因となり、経済成長の足かせともなりかねない。

経済動向

2017年1月12日 日本人商工会議所、政府に税制や投資環境の改善を要望(マレーシア)
 マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は2016年11月28日、ムスタパ国際貿易産業相のほか関係省庁の幹部らに対し、日系企業からの要望を伝えた。要望は税制、投資、労務と多岐にわたり、政府側はそれぞれについてコメントを述べ、同相は両国間で課題解決に向けたフォローアップを続けていくとした。
2017年1月11日 スタッフとワーカーの平均昇給率、2016年はともに5.2%-進出日系企業の賃金実態調査-(マレーシア)
 マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)の賃金実態調査によると、進出日系企業の2016年の平均昇給率はスタッフ、ワーカーともに5.2%で、ワーカーの昇給率は前年を0.5ポイント上回った。しかし、景気の先行き不透明感から、2017年の昇給率はスタッフ、ワーカーとも鈍化すると見込まれている。
2016年12月26日 第3四半期のGDP成長率は4.3%、7期ぶりに加速-今後は緩やかな回復傾向へ-(マレーシア)
 マレーシアの第3四半期の実質GDP成長率は前年同期比4.3%と、前期の4.0%より0.3ポイント加速した。2015年第1四半期から6四半期続いた減速から復調に転じた。個人消費など民需が引き続き堅調な半面、外需(輸出)は成長を下押ししている。今後について、中央銀行は景気の先行きに楽観的な見通しを示しており、日系企業の景況感にも底打ち感がみられる。
2016年12月14日 GDP成長率4.0~5.0%と緩やかに上昇-2017年の経済見通し-(マレーシア)
 政府は2017年の実質GDP成長率見通しを4.0~5.0%とした。2016年見通し(4.0~4.5%)をやや上回り、引き続き民需が牽引し、牽引役は卸・小売り、鉄道や高速道路といった大型インフラ整備などとしている。財政赤字のGDP比は緩やかな低下を見込んでいる。
2016年12月12日 中銀がリンギへの両替を突如義務付け-為替管理制度を変更、輸出代金の75%をリンギに(マレーシア)
 マレーシア中央銀行は12月2日、外国通貨の円滑な流通を図る目的で、為替管理制度の変更を突如発表した。本制度により、輸出企業は輸出代金の最低75%をリンギに両替しなければならない。仕入れや販売を外貨で行ってきた輸出型企業への影響は大きく、産業界からはマレーシアの輸出拠点としての意義が揺らぎかねないとの声もある。強引な政策導入の背景には、急落するリンギ安を食い止めたいという焦りがありそうだ。

日本との関係

日本との貿易(通関ベース)(100万ドル)
日本の輸出(A)日本の輸入(B)収支(A-B)
201118,71430,386△11,672
201217,75932,975△15,216
201315,33130,006△14,675
201414,23929,353△15,114
201511,99621,484△9,459
出所:財務省貿易統計よりジェトロ作成
日本の主要輸出品目熱電子管、太陽電池等電子部品(16.6%)
電気機械器具(5.0%)
輸送機器(自動車等)(4.9%)
自動車部品(4.0%)
機械部品(3.6%)

備考:2015年、カッコ内は構成比
出所:マレーシア統計局
日本の主要輸入品目液化天然ガス(41.2%)
熱電子管、太陽電池等電子部品(11.2%)
ベニヤ板(3.6%)

備考:2015年、カッコ内は構成比
出所:同上
対日貿易上の特徴および問題点日本の対マレーシア輸出は電気・電子関連製品が約2割を占め、マレーシアの対日輸出は液化天然ガス(LNG)等の鉱物性燃料が過半を占める。
日本企業の投資件数と投資額(製造業)件数:60件
金額:40億934万リンギ

出所:マレーシア投資開発庁(MIDA)、2015年1-12月統計
日系企業進出状況1,456社(製造業771社、非製造業685社)
2015年12月時点
在留邦人22,056人(2014年10月1日現在)
出所:外務省「海外在留邦人数調査統計(平成27年要約版)」
経済団体会員マレーシア日本人商工会議所(JACTIM) 会員数:607社
2016年4月末時点

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