知的財産情報（知財関連法律改正の動き） 【法案提出】知識財産基本法の一部改正法律案（議案番号：2122407）

議案番号：2122407
提案日：2023年5月31日
提案者：イム・オギョン議員（共に民主党）外9人

提案理由及び主要内容

現行法では、著作者、発明家、科学技術者及び芸術家等、知的財産創出者の創意的かつ安定的な活動を通じ、韓国社会で知的財産の価値が最大限発揮できるよう、知的財産の創出、保護及び活用を促進している。
このような知的財産の創出はスポーツ分野においても適用することができる。すなわち、専門体育選手が訓練を通じて得た、他の選手と区別できるその選手独自の技術、姿勢、戦略等をデータで蓄積して競技力向上プログラムを制作し、又は一般人向け運動教育プログラムの作成により、民間市場で事業化し、スポーツ産業及びデータ経済の活性化に寄与する事例が増加している。
したがって、「知識財産基本法」の知的財産創出者に体育人を追加し、国家知的財産基本計画の際、知的財産創出能力強化策の樹立範囲と知的財産専門人材育成協力範囲に、体育界を追加するものである。（案第2条、第8条、第34条）

知識財産基本法の一部改正法律案

知識財産基本法の一部を次のように改正する。
第2条第1号中「科学技術者及び芸術家」を「科学技術者、芸術家及び体育人」とする。
第8条第3項第8号中「文化芸術界」を「文化芸術界、体育界」とする。
第34条第3項中「研究界及び文化芸術界」を「研究界、文化芸術界及び体育界」とする。

附則

この法律は、公布後3か月が経過した日から施行する。