知的財産ニュース 韓国知識財産処、AIデータセンターを守る未来技術を支援のため、現場での意見交換に乗り出す
2025年11月11日
出所: 韓国知識財産処
(株)SKイノベーションを訪問し、液浸冷却分野の知的財産支援策を模索
韓国知識財産(処長キム・ヨンソン)は、11月11日(火)14時、(株)SKイノベーション(大田広域市儒城区素材)を訪問し、データセンターの熱管理における、中核技術である液浸冷却分野の特許動向を共有し、現場の声を聴取すると発表した。
液浸冷却は、電気・電子機器を絶縁性流体*に浸漬して発熱を制御する技術で、空冷式よりも冷却性能とエネルギー効率に優れ、高性能人工知能サーバーの冷却に応用され始めており、電気自動車バッテリーの冷却技術としても注目されている。
*電気を通さない流体で、合成油、シリコーン油、鉱物油、フッ素系油などが使用される
(株)SKイノベーションは、潤滑油関連技術のノウハウを発展させ、データセンターや電気自動車向けの液浸冷却熱管理システムを開発してきた。
韓国知識財産処は、今回の現地訪問で液浸冷却油分野の特許分析の結果を共有し、今年10月15日から施行された超高速優先審査制度を紹介する予定である。また(株)SKイノベーションの液浸冷却研究施設などを視察し、最新の技術動向を把握するとともに、液浸冷却分野の特許審査に関する産業界の多様な要望事項も聴取する計画だ。
韓国知識財産処のイム・ヨンヒ化学生命審査局長は「人工知能時代において、データセンターの安全のための冷却技術の重要性はいくら強調しても過言ではない」とし、「急増するデータセンター需要に歩調を合わせ、韓国が液浸冷却技術でグローバルデータセンター市場において、技術競争力を確保できるよう積極的に支援する」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、徐(ソ)、權(クォン)(いずれも日本語可)
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