知的財産ニュース 韓国特許庁、全南(チョンナム)大学と知財教育の優秀な事例を共有
2025年9月23日
出所: 韓国特許庁
地域に特化した知財教育の未来について考える!
韓国特許庁と全南(チョンナム)大学は9月23日火曜日、全南大学(光州(クァンジュ)市北区)にて「全南大における知的財産(IP)教育の優秀事例発表会」を開催した。
今回のイベントは、全南大学が2021年第1期IP重点大学※に指定された以後、推進してきたIP教育の運営成果を共有し、在学生のIP分野の進路探索を支援するために行われた。 イベントには特許庁長、全南大の研究副総長·研究処長、IP重点大学事業団関係者、学生など約60名が参加した。
※(事業概要)地域の主力産業に特化したIP専門人材の育成(学士・修士・博士)、および、地域におけるIP教育の拡散拠点の役割を担う圏域別IP重点大学の運営支援
イベントでは全南大学のIP教育プログラムに参加した在学生や卒業生、企業、機関が優秀事例について発表した。
第一に学生セッションでは3人の在学生と卒業生が知財分野の就職·進学·受賞の経験などを共有した。第二の企業セッションでは、株式会社タービンクルーのジョン·ギウン代表がIPメンタリングとインターンシップを通じたIP能力の強化事例を発表し、第三の機関セッションではエネルギーバレー企業開発院のキム·ビョンジェ選任から地域に特化した知財教育プログラムの運営成果についた発表があった。
キム·ワンギ特許庁長は「全南大は当該地域の知財教育拠点として位置づけられており、今回のイベントは大学や企業、学生が共に知財教育の成果や発展方向について共有する場である」とし、「特許庁は今後も大学·企業との協力を通じて地域における知財競争力強化や人材育成を積極的に支援する」と述べた。
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