知的財産ニュース 特許審判院、小学生向け「進路体験教室」を実施

2025年6月16日
出所: 韓国特許庁

模擬裁判を体験し、知財専門家になる夢を育む!

韓国特許庁の特許審判院は6月13日金曜日、政府大田(テジョン)庁舎(大田市西区)にて聖母(ソンモ)小学校の児童を対象に「進路体験教室」を開くと発表した。

今回の体験教室は、約100人の児童が特許審判院を見学し、審判の流れや知財について学ぶ機会を与えることで、知財分野への進路を考えてみる時間を設けるためである。体験教室では、特許審判の理解、模擬口頭審理、審判官との会話、審判廷・発明者の殿堂の見学などを実施する考えだ。

とりわけ、「模擬口頭審理」では参加児童が自ら審判官や弁理士などの仕事を体験できるよう模擬裁判を開く考えだ。これにより、特許紛争を解決する専門家の役割や重要性について理解を広げることができると期待される。

特許審判院長は「今回の体験教室が多くの児童に知財権や特許審判制度への関心を高めてもらい、特許分野の未来人材へと成長するきっかけになることを願う」と述べた。

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