知的財産ニュース 韓国特許庁、金融AI技術をリードするカカオバンク金融技術研究所を訪問

金融AI技術分野の知財課題について意見を交わす

韓国特許庁は5月30日金曜日、人工知能（AI）技術を活用する金融分野でイノベーションをリードするカカオバンク金融技術研究所（京畿道（キョンギド）城南（ソンナム）市）を訪問し、知財懇談会を開くと発表した。

懇談会は、カカオバンク金融技術研究所と意見交換を行い、金融AI技術（セキュリティ、データ分析・生成など）への理解を深め、研究現場から知財に関する相談や意見を聞くためである。

懇談会で特許庁は、金融AI技術分野の特許出願動向やその分析結果など特許情報を紹介し、同分野の特許審査に関する建議事項など意見を集める時間を設ける。

特許庁の電気通信審査局長は「今回の懇談会は金融AI技術分野の最新の技術動向や知財権課題について理解の幅を広げる場になると期待する」とし、「今後も特許庁は産業現場とコミュニケーションを図り、企業の特許競争力の強化に向け取り組む」と述べた。