知的財産ニュース 国際知識財産研修院、「分かち合い発明特別教育」を実施
2025年2月26日
出所: 韓国特許庁
発明教育で子どもたちに夢と希望を伝える!
韓国特許庁の国際知識財産研修院は2月26日水曜日、救世軍大田(テジョン)へセン院(以下、「へセン院」)の小・中学校の児童・生徒19名を研修院(大田(テジョン)市儒城(ユソン)区所在)に招待し、「分かち合い発明特別教育」を実施したと発表した。
発明教育を受けられる状況にいない児童・生徒を対象に研修院の発明教育施設の見学と発明コンテンツの体験を提供して創意力の向上を図り、成長を支えるためである。
今回のプログラムは、年齢区分によって2つのグループにわけて各参加者の目線に合わせて行われた。小学校の低学年(1~4学年)グループでは発明を楽しく体験できる施設と発明キットを活用した生活用品づくりの教育を、小学校の高学年および中学生のグループでは発明理論とロボット組立、コーディングの実習教育を行った。
今後も特許庁は、学校の休み期間を活用して年2回、へセン院の院生を対象にニーズに応じた発明教育を実施する計画だ。
特許庁の国際知識財産研修院長は「すべての児童・生徒が発明教育の恩恵を享受できる環境を作り、創意・発明に関わる活動を通じて成長を図る公平な機会を与えることが大事である」とし、「今後も社会的弱者などを対象に発明教育カリキュラムを定期的に運営することで発明への興味や成長を図る環境を作っていく」と述べた。
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