知的財産ニュース 韓国特許庁、中小ベンチャー企業部と「2025年度再チャレンジ成功パッケージIP戦略型」の参加者を募集

優秀な知財を活用して再創業のチャンスをつかむ！

韓国特許庁は、中小ベンチャー企業部と共に「2025年度再チャレンジ成功パッケージIP戦略型」事業の参加者を2月19日水曜日から3月11日火曜日まで募集すると発表した。
※参加申し込み・受付：2月19日水曜日～3月11日火曜日16時まで 申し込みページ

「再チャレンジ成功パッケージ」は、起業に失敗した経験があるが、再び挑戦する予定や希望のある人を対象にしている。起業の経験や優れたアイデアを有する予備創業者および再創業7年以内の企業であれば応募できる。再チャレンジ成功パッケージの対象企業に選ばれたら、事業化の資金、再創業教育、メンタリングなど最高1億ウォン相当の支援を受けることができる。

とりわけ、「再チャレンジ成功パッケージIP戦略型」は「再チャレンジ成功パッケージ」に加え、特許庁から「特許路製品イノベーション※」事業の支援までもらえる1＋1型支援事業である。これにより、企業は特許庁から製品化の段階から課題解決策を、中小ベンチャー企業部からは試作品の製作と出願料、相談などの支援が提供される。
※知財を活用して製品を開発する段階において発生する課題を社内外の知財情報を活用して解決し、新製品の企画、製品高度化、デザインの改善戦略などを支援

応募対象は優秀な知財を有する予備または7年以内の再創業者であり、今年は応募条件を緩和して、特許権を取得しているという条件から出願中の（予備）再創業者まで対象を拡大する。

詳細についてはK－スタートアップウェブサイトに掲載する事業公告から確認でき、参加を希望する（予備）再創業者はK－スタートアップウェブサイトにて申し込みできる。

特許庁の産業財産政策局長は「再創業者が再びチャレンジするためには、これまでの問題点を解決するソリューションおよび資金の確保が欠かせない」とし、「今後も特許庁は再創業に挑戦する企業が知財を基に立ち上がる環境を作るために支援を強化していく」と述べた。