知的財産ニュース 韓国特許庁、光州(クァンジュ)広域市の中小・中堅IT企業の対象に知財懇談会を実施

知的財産で地域産業のイノベーションを起こす！

韓国特許庁は9月6日金曜日、光州（クァンジュ）テクノパーク（光州広域市北区所在）にて知的財産を活用した地域産業の活性化を図るため、同地域所在の中小・中堅情報技術（IT）企業と懇談会を開くと発表した。

懇談会は「国民・企業と協力し合う意思疎通」の一環として地域産業の活性化と中小・中堅企業の発展に向けた特許庁による知的財産権の支援方策について紹介し、企業側から知的財産権に関する懸案や建議事項を集めて政策に反映する目的である。

特許庁は懇談会で、同地域所在の中小・中堅情報技術（IT）企業の特許統計の分析資料を共有し、中小企業向け知的財産権の創出支援に向けた特許庁の政策について紹介する。

今後も特許庁はさまざまな企業と持続的なコミュニケーションを図ることで、企業が知財の活用能力を高めて創意的かつ革新的な技術力を基に世界市場で成果を上げるよう支援していく考えだ。

特許庁の電気通信審査局長は「地方所在のIT企業は首都圏に比べて知的財産権の重要性に対する認識が低いのが現状である」とし、「人工知能（AI）、ビッグデータ、自動運転など先端IT技術が牽引する第四次産業革命時代において地方所在企業が知的財産権の積極的な活用を図り、世界市場で競争力を確保できるよう積極的に支援していく」と述べた。