知的財産ニュース 韓国特許庁、半導体装置メーカーの「株式会社イソル」を訪問

2024年5月14日
出所: 韓国特許庁

突出した半導体技術力を知的財産で守る!

韓国特許庁は5月14日火曜日、EUV(Extreme ultraviolet、極端紫外線)半導体装置メーカーの「株式会社イソル」(京畿道華城市所在)を訪問し、懇談会を開くと発表した。

今回の懇談会は、半導体の超微細加工技術をめぐる世界各国の技術覇権争いが激化する中で、韓国でEUV半導体装置の開発をリードしている株式会社イソルを訪問し、半導体の産業現場から知的財産に関する意見や相談を聴き、技術に対する審査官の理解を高める趣旨である。

懇談会で同社は技術や製品を紹介し、特許庁は半導体分野の優先審査制度、特許基盤研究開発(IP-R&D)支援事業など庁の支援施策を紹介し、EUV露光技術の特許出願の動向について共有する考えだ。

特許庁の半導体審査推進団長職務代理は「今回の懇談会は、EUV露光技術分野のトレンドや知財権に関する懸案について相互の理解の幅を広げる機会になると思う」とし、「今後も特許庁は産業界とコミュニケーションを重ねることで、韓国企業が半導体の超微細加工技術で強い特許を確保できるよう支えていく」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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