知的財産ニュース 韓国特許庁、産業用AI分野をリードするLG電子生産技術院と懇談会を開き

製造業にイノベーションを起こす！

韓国特許庁は4月15日月曜日、産業現場の声を聴く行政活動の一環としてLG電子生産技術院（京畿道平沢市所在）を訪れ、知的財産について話し合う懇談会を開くと発表した。

産業用人工知能（AI）※技術は、最近の生成型AIなどの技術進化を受けて製造業の現場に採用されており、今後の発展が注目されている。LG電子生産技術院は、製造工程に産業用AIを採用して製造ラインを設定するなど、先進的な生産技術をリードしている。
※企業の物理的運営やシステムに関わるAI技術

懇談会は、生産技術分野で知的財産をめぐる意見や要望などをヒアリングする趣旨である。特許庁は、生産技術分野における研究開発の動向や特許出願に関する相談を聴き、特許ポートフォリオの構築など強い知的財産の創出や保護活用の方向について話し合う考えだ。

特許庁の特許審査企画局長は「今回の懇談会が産業用AIを採用した生産技術分野の技術開発の動向や知財権をめぐる懸案について相互の理解を深めるきっかけになってほしい」とし、「製造業で特許競争力を高めるために、高品質の審査サービスを引き続き提供していく」と述べた。