知的財産ニュース 韓国特許庁、「IP-C&D戦略支援事業」の一環として空気殺菌・浄化装置メーカーと意見交換
2024年2月15日
出所: 韓国特許庁
産業現場からの意見や改善点について話し合う
韓国特許庁2月15日木曜日、産業現場の生の声を聴く活動の一環として空気殺菌・浄化装置メーカーの株式会社awexome Ray(京畿道安養市所在)を訪問する。
今回の活動は、特許庁のIP-C&D(知的財産基盤の革新製品開発)戦略の支援事業を通じて事業化に成功、優秀な成果を上げているスタートアップ現場から生の声を聴き、意見や要望を反映する趣旨である。
IP-C&Dとは、内部と外部の知的財産(IP)を結合(Connect)して革新的な製品開発(Development)戦略を支援する特許庁の代表的な中小企業向けIP事業化の支援事業である。参加する企業は知的財産を基盤に新製品の規格から製品の高度化、投資や販路拡大など個別企業に合わせたソリューションを受けることができる。
株式会社awexome Rayは2021年、カーボンナノチューブ(CNT)基盤の極紫外線ランプの制作技術に関する特許を基に、空気殺菌・浄化機能を持つ新製品の企画支援を受け、35件の特許出願および170億ウォンの投資誘致の成果を達成した。また、製品の優秀性が認められ、慶尚南道河東郡にあるワクチン接種センターと全羅北道にある海軍警備艇に空気殺菌清浄機を設置した。
特許庁長職務代理は「優秀な知的財産は製品の競争力確保と投資、販路にまでつながる企業成長の柱である」とし、「今後も特許庁は知的財産基盤の事業化支援を拡大していく」と述べた。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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