知的財産ニュース 韓国特許庁、特許情報検索および電子出願の無料教育を実施
2024年1月19日
出所: 韓国特許庁
知的財産権の出願に関する基礎から実習までさまざまなコースで学べる
韓国特許庁は1月22日月曜日から特許・商標・意匠など知的財産権の出願に必要な手続きや内容を無料で教育する①特許情報検索および電子出願の教育と②知的財産権の招待教育への参加者を募集すると述べた。
①特許情報検索および電子出願の教育:5人以上の団体を対象に実習中心の教育を実施
「特許情報検索および電子出願の教育」は学校、中小企業、公共機関など5人以上の団体を中心に申請機関の特性に合わせて実習を中心に行うプログラムである。知的財産権の入門、特許情報検索、電子出願など計9科目で構成され、このうち2科目を選択できる。
昨年は104の機関が申請したが、今年は大幅に増やして144の機関を対象に教育を行う計画である。
上半期の教育は6月末まで対面またはオンラインで実施する。1月22日月曜日から2月22日木曜日まで申請書を作成して電子メール(pygmalion100@kipi.or.kr)に申請できる。
②知的財産権の招待教育:個人と5人未満の小規模企業が対象
「知的財産の招待教育」は個人と5人未満の小規模企業を対象に行われる。特許、商標、意匠などに関する情報検索、電子出願の方法をはじめ、著作権、営業秘密保護に関する教育も実施する。
上半期の教育は2月から6月まで4回にかけて行われる。昨年まではオンラインのみとなっていたが、今年は教育の効果を高めるために対面教育も並行して実施する。
1回目のオンライン教育は2月23日金曜日を予定している。1月22日月曜日から2月20日火曜日までネイバーフォームにて申請できる。
特許庁の産業財産情報局長は「特許など知的財産権の出願に関する基礎から実習中心の教育までさまざまなコースを設けることで、発明者など出願を考えている方々の権利確保につながってほしい」とし、「今後も知的財産権を容易に確保できるようさまざまな形で支援していく」と述べた。
参加申請書のダウンロードや詳細については、特許庁ウェブサイト>お知らせ、KIPRIS
>お知らせ>教育/セミナーにて確認できる。また、韓国特許情報院の出願支援教育室(02-6915-1551)に問い合わせできる。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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