知的財産ニュース 「2023知的財産スタートアップコンテスト」の授賞式を開催

2023年9月15日
出所: 韓国特許庁

新産業分野で知的財産をベースに起業した優秀企業を選定する「2023知的財産スタートアップコンテスト授賞式」が、9月15日(金曜日)10時からロッテワールドタワー(ソウル)で開催される。

韓国特許庁は、韓国発明振興会および信用保証基金と共にAI、ロボット、生命健康、半導体、量子技術など、新産業分野の優秀知的財産起業チームを発掘・育成するため、「2023知的財産スタートアップコンテスト」を開催した。コンテストは、関係部処による統合型起業コンテスト「挑戦!K-スタートアップ2023」の部処別予選として行われた。

4月5日から5月24日の締め切りまでに386社のスタートアップが応募した。書類審査と発表審査、そして国民参加審査を経て最終的に13社のスタートアップが選定された。

最優秀賞(特許庁長賞)は、「AIをベースにしたリアルタイムURLフィルタリング技術」を披露した(株)ピルサンが、優秀賞(特許庁長賞)は、「AIをベースにした患者オーダーメイド型補綴物および口腔ケアプラットフォーム」を発表した(株)Eco&Richが受賞した。

奨励賞(発明振興会長賞)は、(株)AKronEco、(株)共感センター、(株)BTE、(株)H&M BIO、(株)ORG、(株)AJ2、(株)Gamsungtech、(株)jeusroboticsが受賞し、信用保証基金理事長賞は、(株)HDM、(株) HYPHENATE、(株)Fingo Companyが受賞した。

授賞式の前には、受賞企業が自社への投資誘致を目的として、ベンチャー投資家に発表する時間が設けられる。さらに、 関係部処による統合型起業コンテスト「挑戦!K-スタートアップ2023」の本選進出権が与えられ、10月に各部処の予選を通過したスタートアップ企業と大統領賞(賞金3億ウォン)などをめぐって競争を行う。

特許庁の産業財産政策局長は、「優秀知的財産はスタートアップにとって最強の競争力であり成長動力である」とし、「特許庁と協力期間は、スタートアップのイノベーション型製品開発、投資誘致、そして販路開拓のために、多角的に事後支援を提供する」と述べた。

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