知的財産ニュース 「2023青少年発明記者団フェスティバル」が開催される

2023年8月10日
出所: 韓国特許庁

「今年の発明記者」計12名授賞…1泊2日「発明キャンプ」も

韓国特許庁は、8月10日木曜日から11日金曜日まで特許庁国際知的財産研修院で「2023青少年発明記者団フェスティバル」(以下「フェスティバル」)を開催すると発表した。

フェスティバルでは、昨年優秀記事を作成した「今年の発明記者」の授賞式と参加希望者を対象に航空宇宙分野の学習機会を提供する1泊2日の発明キャンプが行われる。

今年の発明記者には、大記者賞(教育部長官賞)にシン・ユジョン生徒、最優秀記者賞(特許庁長賞)にキム・ジュニョン生徒、シン・ジョンフン生徒、クォン・ドウさんが選ばれた。この他にも、優秀記者賞(韓国発明振興会長賞)6名、特別賞(YTN社長賞、LS会長賞)2名が選ばれ、計12名の生徒が受賞することになる。

大記者賞を受賞したシン・ユジョン生徒は、「多様な発明について調査して文章で伝えることでやりがいを感じ、これを通じて、誰でも発明で世の中を変えられるということを伝えたかった」と受賞の感想を語った。

授賞式の後は、約100人の記者団が参加する1泊2日の発明キャンプが行われる。「私たちの発明、夜空を輝かす!」というスローガンを掲げる今回の発明キャンプは、水ロケットの発射体験や発明クイズゲームなどのレクリエーション、国立中央科学館、韓国航空宇宙研究院の見学などを通じて発明記者団の生徒たちに航空宇宙分野を経験・学習する機会を提供する予定である。

青少年発明記者団は、特許庁が発明と知的財産に興味のある青少年を対象に2005年から19年間運営してきており、現在まで4万人以上の発明記者が約2万6,000件の記事を作成した。韓国の小・中・高校生なら誰でも申し込むことができ、毎年3月頃に知的財産アカデミーのウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから募集している。

特許庁次長は、「受賞者たちにお祝いと激励を伝えたい」とし、「発明記者団としての活動経験は、今回のイベントのスローガンのように、宇宙を開拓する未来韓国の主人公に成長する上で土台となるだろう」と述べた。

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